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I・B企業特報 2019.12.16 No.11 掲載
原土井病院理事長・「元気100倶楽部」会長 原 寛 氏
病気というものは次の4つの原因で起こる
●遺伝、体質
●良くない環境
●自分でつくる病気(生活習慣病)
●経済的困難からくる病気
今の成人の病気は次の3つにより起こると考えられる
●食事の摂り過ぎ
●運動不足
●睡眠の質
私が毎日心がけていること
●目標を立てて歩く(7000~8000歩程度)
●階段を利用する
●長時間座っていないで時々立ち上がる
●睡眠時間は5~6時間程度(日中体を動かせば熟睡)
私が食べているものと順番
●サラダなど生野菜を最初に食べて、ある程度お腹を満たす
●おかずは肉か魚かにこだわらず、タンパク質を多く摂る。納豆、卵は安く栄養豊富なので欠かさない
●ご飯は白米を避け、食事の最後に麦や五穀米などを少量食べる
<プロフィール>
原 寛(はら・ひろし)
1932年福岡市生まれ。1963年九州大学医学部卒業後、勤務医を経て1968年、35歳で市内東区に「原土井病院」を開設、理事長に就任する。1975年原看護専門学校を設立。高齢者医療一筋に東区の拠点病院として発展させる。現在556床。2005年(福)「多々良福祉会」理事長。2006年、74歳で病院長職を退き現場と一線を画す。一方、故・日野原重明氏(聖路加国際病院名誉院長、105歳で死去)が2000年に立ち上げた「新老人の会」に共鳴。翌年、全国第1号となる九州支部を設立し、以来九州のリーダー役として活躍。毎年1回日野原先生を招いて福岡市でフォーラムを開催。2017年の日野原氏死去後は、遺志を継いで2018年に市民団体「元気100倶楽部」を立ち上げ、講演・出版など健康長寿運動に奔走中。主な著書に「博多に生きた藩医」「原三信と日本最古の翻訳解剖書」「新老人のすすめ」「人生100年時代の養生学」「現代養生学」「新・養生訓」「チャレンジ!
私の人生百年計画」など多数。
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